イクタケマコトのブログ

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れんそう

 散歩をしていると、風に乗ってどこからか音楽が聞こえてきた。何の曲だかは分からないけれど、交響曲第何番とか言うクラッシックの曲のようだ。ときどき音階を外すけれど、パイプオルガンンのようなフォ?という音色が妙に心地いい。ここは住宅街だけど、教会か学校でもあるのか。ぼくは音楽のなる方向へ歩いていった。そう遠くはないはずだ。

 ケッコウな時間歩いたけれど、それらしきものは見つからなかった。(途中、町内の地図で確かめたけれど、教会や学校はなかった)

 音楽は今ハッキリと聞こえる。目の前のボロアパートから。木造モルタル2階建て。ドアの前や階段の下に住人の荷物がどこかしこに散らばっていて、地震が来たら一発で駄目になりそうな建物からだ。信じられなかったけれど、その建物から離れると音は小さくなったから、確かにここの住人が奏でているんだと思う。一部屋6畳くらいの大きさにパイプオルガンを入れて練習しているとは思えない。それともラジカセかシンセサイザーでも使っているのだろうか。でもそういう感じでもないし、それに遠くまで聞こえるような大きな音で演奏は無理だろう。

 あまりウロウロすると不審がられるので、あきらめて帰ることにした。その時、音楽が変わった。まったくの不協和音。クラシックでもなんでもない、ただただボォ?という音。まるで牛乳瓶に息を吹きかけたような…。ふと、思ったけれど、このボロアパートに吹いた風が、木や屋根の隙間を抜ける時、偶然音楽を奏でたのではないか。

 「チンパンジーがタイプライターでシェイクスピアの詩を打ちだす確率」というのがあるが、そういうことではないだろうか。ちなみに、それは「宇宙に生命が誕生する」確率だそうだ。



 ※寝る前に、引越しをしたいと思ったら、「伝染るんです」のマンガ「不動産契約を結ばず、横笛を買った」を思い出し、連鎖的に「笛つきアパート」を思い出した。同時に前に住んでいた「地震が来たら一発で駄目になりそうなアパート」を思い出した。そして、こうなりました。吉田戦車もボロアパートに住んでたのかな?

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