イクタケマコトのブログ

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おばあちゃんと孫

ある日、電車に乗ったら正面にお婆ちゃんとそのお孫さんがいました。
小学2年生くらいの子は、大雨の遅延から効率の良い乗り換えを分厚い時刻表で調べています。あれこれ調べていますが、一緒にいるお婆ちゃんは乗り気ではないようです。それでも彼は甲高い声で「東京で××線に乗り換えて」など言っています。お婆ちゃんは肯いてはいますが、それは孫に向けての優しさでしょう、最後に「色々調べてくれてありがとう。でもね、高崎まで座っていたいのよ」と言ってしまいました。それっきり彼は黙ってしまいました。偉いな。

何分か経って、孫が話し始めました。「日曜にすごく面白いテレビを観たんだよ」 幼い電車マニアがみる番組が何なのか非常に興味を覚えました。予想をしようと思ったけれど、全く分かりません。そうこうする内にその子が言いました。

「笑点!!」

思わず噴出しそうになりましたが、それはお婆ちゃんの声でかき消されました。「あれは、面白いわね・・・!」それからお婆ちゃんの笑点講座が始まりました。男の子は肯いてはいますが、それはお婆ちゃんに向けての優しさでしょう、最後に「ありがとう、本見るね」と言ってしまいました。お婆ちゃんは話を止めました。

そのまま、ぼくは電車を降りました。
高崎まで行きたかった。

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-2 Comments

ぷりん says...""
こんにちは
心がほんわかするお話ですね。孫はおばあちゃんの役に立ちたい、笑顔を見たいと思ったんでしょうね。それを自然にやってるところがほほえましいですね。
2009.04.24 11:35 | URL | #79D/WHSg [edit]
イクタケマコト says...""
こんにちは。
友達みたいな関係でした。
4人席の目の前にいたので、全部聞こえました。
2009.04.24 17:47 | URL | #79D/WHSg [edit]

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