イクタケマコトのブログ

イラストレーター・アーティストインレジデンス黄金町参加中。
MENU

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

16~19冊目

ミレニアム3部作を読み終えました。
率直に言うと、すごいけど好きじゃない。音楽で言えば、例えばローリングストーンズが好きじゃないのと同じです。すごいけど、好きじゃない。

今回、ネタバレ含みますので、未読の方は注意してください。




話は、1,2,3と進むにつれて舞台が大きくなり、1部では小さな出版社だったのが3部では国が動きます。舞台が大きくなると話も複雑になり、出版社、警備会社、病院、公安警察、裁判所、国とそれぞれの思惑が縦横無尽に絡み合い物語が展開していきます。それだけ登場人物も多く人物描写も細かいのだけれど展開も面白い上に読みやすい。これはすごい。特にグルベリの回想と行動は好きでした。
好きじゃない理由は、1つは主人公の男性があまりにすごすぎること。あらゆる出来事がビシとはまり、公安他のプロを相手にも全て完璧に立ち回り全く窮地に追い込まれません。2つ目は1つ目に近いですが、敵がダメすぎるところ。1部から6部までを1つの物語で見ると(実際続きものだけど)、成功はしているのかも知れない。でも3部で始めて表舞台に出てきた公安は、それまでの数十年間の活動が嘘みたいなダメな集まりにしか見えません。1ヵ月くらい異常に気付かないし、あらゆることがほぼ成功していない上に、主人公に手玉に取られる。
言い換えると予定調和。
ただ、3部のテーマはべつのところだし、それもアリだという人が大多数だと思います。

ミステリベスト100 第12位
★★★☆☆

スポンサーサイト

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://tomotown.blog98.fc2.com/tb.php/1182-ac54a17d
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。