イクタケマコトのブログ

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僧正殺人事件

The BISHOP MURDER CASEThe BISHOP MURDER CASE
(1983/08/01)
Dine Van

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イカした表紙。

ヴァン=ダインのベンスン、グリーンと立て続けに読んで、昨日「僧正殺人事件」を読み終えました。グリーン家と並ぶヴァンダインというより、古典ミステリのの最高傑作の1つです。要因の1つに、マザーグースの童話になぞらえた殺人、所謂る「見立て殺人」の創造があります。例として横溝「悪魔の手毬唄」やクリスティ「そして誰もいなくなった」等等。この作品の成功が、こういった後の偉大な作品を生んだといっても過言じゃあないんじゃないか。児戯と狂気の組み合わせは最高にミステリアスで、第1章の終わりは最高に興奮します。ミステリの幕開けとしては、1,2を争うんじゃないかと。

このマザーグースを軸に物語は進行し、そのまま終焉を迎えます。ヴァンスお得意のペダントリも今回は控えめで、マニアっぽく言えば、それだけ混乱していたということになるんでしょう。「見立て殺人」と今では構成要素の1つが主要になっていますが、物語全体に流れる雰囲気とラストの展開で傑作の名をモノにしました、多分。


あと、ヤッパリ、残る作品は東西を問わず読みやすい。




最後に美術の話。
今回は、1回だけしか出てこない。
「ジョージャ・オキーフィーの華やかなアブストラクトな絵画展」と「セザンヌの水彩画が陳列」とだけ。
前者は、「ジョージア・オキーフ」が一般的なアメリカの画家。

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アブストラクトとは、美術では抽象画の意。
一方、チェスや将棋などもアブストラクトゲームと呼ばれているから狙ったのかな。


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書簡

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寺山修司が高校生時代、仲間に向けて呼びかけていた手紙が見つかったんだとか。

気がつけば、こういう人になったのね。
きっと今の中高生には文学史上の人なんだろうな。

その8

1こま

有名な拳銃を構えている写真がモチーフです。あれ撮った人はすごい。
あと、デザインは全部出来ているんだけど、番号が同じものがあったりと色々無茶苦茶なのでのんびりあげます。

その7

第7のコピー

ミステリで何がオススメかと聞かれたら、間違いなく乱歩だ。大乱歩と謂われるだけあって、謎も構成も文章も見事でとにかく読み易い。そして中短編に良いものが多い。さらに100円で買える。

ベニス

ripozo-top.jpg

ベニス。
学生時代、ちょっとだけ留学してた頃は油絵の具で描いていましたが、今描くとこんな感じに。今まで留学の事を書かなかったのは、水が合わなかったということではなく、変に開放的なってしまったのと若気の至りでトンがってたのとで、現地人からも日本人からも相手にされなく寂しく過ごしたからではなく、留学なんてしたことがないからです。もう、これ全て想像図。

最近、壊れてmzす。

江戸川乱歩全集 第6集

乱歩5のコピ2ー

戻って6。

江戸川乱歩全集 表紙

乱歩全集 (11)

いきなり14。

the Bishop Murder Case

The Philo Vance Murder Cases: 1-The Benson Murder Case & the 'Canary' Murder CaseThe Philo Vance Murder Cases: 1-The Benson Murder Case & the 'Canary' Murder Case
(2010/11)
S. S. Van Dine

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S.S Van Dine「the benson murder case」を読み終えた。(勿論、創元推理の日本語版で)
先に書いた「グリーン家」を書いたヴァン=ダインの処女作。グリーン家を先に読んだぼくにとっては、個人々々の描写や関係が面白かった。

そして今、「僧正殺人事件」を再読している。5年位前に読んだ時は読みづらくて仕方がなかったんだけど、第1章で、ヴァン童謡、同様、ぞくっと来た。それまで、海外ミステリを敬遠しまくってたのに、なんでだろう? きっと、英語の本の挿絵とか書いているおかげだと思う。


英語

魔法のリスニング (J新書)魔法のリスニング (J新書)
(2011/04/25)
リサ・ヴォート

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はじめて受ける児童英検スーパードリルシルバーはじめて受ける児童英検スーパードリルシルバー
(2011/05/24)
若竹 孝行

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上はキャラクタと挿絵。下は表紙と挿絵を描きました。
絵をアップするには時間がないので書いていませんでしたが、他にもベネッセ5月号のイラストも描いてます。何だか、英語関係がおおいです。・・・落ち着いたらアップします。


ところで。
教材のイラストを描いていると、最後に受け持った学年の子どもの顔が浮かびます。「野球をしている小学生」なら野球が得意だった子みたく。知らず知らずに40人がモデルになっているようです。そういう彼らも中学3年生です。横浜は雨模様でございます。


kutu.jpg

15年ほど前、福岡で一目惚れして買った靴。それから5年くらい履き続けてボロボロになったので同じものを買い直した。後にも先にも同じものを買い直したのは、この靴だけ。それから10年経っていて、ここ何年も履いていないけれど捨てられない。名もないブランドだったし、同じものを手に入れたいけど無理だろうなぁと思う。

靴箱がパンパンになったから捨てるんだけど、その前に供養の意味を込めてうp。


4日くらい前

主夫1コマ用3のコピー

irasuto

Tシャツ2のコピー




Tシャツ22のコピー




Tシャツ222のコピー




久しぶりに趣味のイラスト

ヴァンス

主夫1コマ用30065

ヴァン=ダイン「グリーン家殺人事件」を読み終えた。
最後までハラハラドキドキしてしまった。80年以上前のミステリでは古典なので犯人も途中でナントナク気付くけれど、全然飽きなかった。感想を色々書くとネタバレになりそうなので止めておく。この前書いたように比喩や引用は多々あったけれど、スマートだしシャレた感じで心地よかった。


もう1つ気になったのは、探偵のファイロ・ヴァンスが美術愛好家だと言うこと。今読んでいる「ベンスン殺人事件」では、「セザンヌの水彩画を200ドルで買おうか・・・」なんてくだりがある。現在では、どの位の金額なのか気になって調べてみたら、1ドル=600円、もしくは5000円と10倍も差があった(笑) 前者で考えると12万円、後者で考えると100万円。現在、油絵の大作が数十億で取引されているから、100万でも超破格だと思う。と思っていたら、「2年後に3倍になった」と記述があった。それでも安いけど。

さて、美術史的に見ると、「ベンスン殺人事件」が発表された1926年は、ダダがシュルレアリスムに移り変わった直後。セザンヌはこの20年前に亡くなっていて、その評価は現代とまで行かなくとも高かったようだ。

舞台のアメリカは、当時は芸術後進国。(アメリカが中心になるのは大戦後、60年代から) 1913年に現代美術元年と言われる印象派、キュビズムの作品が初めてアメリカで大々的に発表されたアーモリーショウが開かれてから13年しか経っていない。この時、アメリカの公立美術館が初めてセザンヌを買ったらしい。

ヴァンスは、それまでヨーロッパに住んでいたと記述があるから、きっとそこで知っていたんだろう。ヨーロッパではかなりの値がついていたと思うから、ニューヨークに帰ってきて狂喜乱舞したのではないか。あの芸術への饒舌も頷ける(笑) 

と、色々書いてきたけれど、3年後、29年には世界大恐慌が起こる。おそらく、絵画の取引額もガクンと落ちたハズ。2年後に3倍になり、その1年後には10分の1になったのか? そう考えると、はじめのドルの価値も間違ってはいないのかしら。


最後に。ヴァンスは北斎にも触れているけれど、こちらはボロカスでした。



ままごと

「お父さん、おままごとをしましょう」
日曜日の昼下がり、6歳になる娘が話しかけてきた。私は自分の名前検索を止め、すぐさま「ままごと」を検索した。大人になってから、ままごとをしたことがないからだ。現代は全てが加速度的に進化する。ままごとも例外ではないだろう。

『ままごと・・・幼児が擬似家族になりきり、家事などをマネる遊び』

あまり変わっていないことに安心したのも束の間、スポンサーサイトにままごと道具の文字が躍る。そうか、ままごとも道具を買う時代なのだ。私は早速注文した。届け先は、もちろん今から向かう公園である。

それから娘と公園に行ったが、配達員はまだ来ていない。ままごとが出来なるか心配になったが、どうやら娘は、ままごとよりも遊具に関心がいった様だ。娘が言った。

「お父さん、鞦韆にのってもいい?」
「鞦韆?」

残念ながら、私は「鞦韆」が読めなかった。急いで検索をすると「ぶらんこ」だった。娘は、いつの間にこんな難しい漢字を覚えたのだろう。「そり遊びが好きなら、そりを運ぶことも好きになれ」(東北地方の諺)とは昔の人はよく言ったものだ。鞦韆は運べないが(笑)


さて、私にはやらなければならないことがある。それは娘との血縁解消だ。ままごとは「擬似家族」が前提なので、これをしなくては始まらない。早速、市役所のデータベースをハッキングし娘を違う人間の戸籍に移し変えた。住基ネットになって、こういうことが可能になるとは、つくづく技術の躍進には頭が下がる。その間、ままごとセットも到着し、いよいよ準備が整った。そして、鞦韆に乗っていた6歳くらいの女の子が「ままごとしよう」と言ってきたので、娘との予行演習も兼ねままごとをすることにした。

「お義父さん、おさらをとってください」「分かりました、お義嬢さん」

ままごとは順調に進んだ。娘の名前を呼ぶとすぐに返事をしたし、なぜかこのお義嬢さんも私の名前を知っていた。驚くべきことに、娘のクセまでソックリであり擬似家族という事を疑ってしまったほどだった。これが現代のままごとなのであろう。ただ、この女の子が届いたばかりのままごとセットを使おうと言ってきたのには閉口してしまった。これは、我が娘に買ったのであり、また開封するとヤフオクでの売値が下がってしまう。何とか葉っぱや木の枝を使うことで、事なきを得た。


さて、そろそろ娘とままごとをと思ったが、肝心の娘の姿が見当たらない。それに、もう日が落ちかけており、家に帰らなければならない。どこに居るのか検索(ググ)るために、パソコンを開いた。そうだ! 娘の戸籍を戻さねばならない。48時間以内、クーリングオフというヤツだ。他人のフォルダから娘のデータを私のお気に入りに写し終えると、娘がそこにいた。今まで一体どこにいたのか。しかし、親としては無事にそこにいることが何よりだ。その帰途「また、ままごとしようね」と娘が言った。私は「また?」と思ったが、笑顔でうなづいた。


後日談
ヤフオクで、ままごとセットが定価の8割で売れた。
「葉っぱと木の枝(使用済み)」が401円で落札されたのには驚いた。

ぼくの宝物 その1

突然だけど、ぼくの宝物 その1。

画像 100


グラフィックデザイナー・松永真さんのサイン。
とんでもないお人だけど、「カルビーのロゴ」とか作った人と書けば言葉は出ないでしょう。

98年に福岡三越での展覧会開場で書いて頂いたものです。グッズを買った人にはサインをするとかで、貧乏学生だったので、ポストカードを数枚だけしか買えなくて・・・。目の前で画集とネクタイにサイン貰ってる人がいて恥ずかしかったです。ついでに言うと、ぼく何人か後ろに、大学の先輩がポストカードを持って並んでました。目が合っての苦笑いはなぜか忘れることが出来ません。さて、松永さんは、嫌な顔1つせずに書いてくださいました。そして、今、思い出しましたが、「マコトか、同じ字? ああ、旧字体の眞か。惜しかったねぇ」とか何とか言われました。

ああ、図録買えば良かったな。
そういう色々を含めての宝物です。

江戸川乱歩全集 第2集

乱歩全集 (1)

ということで、勝手に表紙の第2集。
絵柄を変えたかったので、15人がそれぞれが作っている設定にしています。

「屋根裏の散歩者」とか妖しげなタイトルの作品が入っています。
「陰獣」はこっちだったかな。

江戸川乱歩全集 第1集

乱歩全集

これ、仕事じゃないんです(涙)
もしそうなら、どんなに嬉しいことか。

全集の表紙をそれぞれ違うクリエイターが担当したら、という脳内設定でぼくが全部描いていきます。予定では、一番短い講談社版の全15集。光文社だと30を越えて大変なので…。猫書房というのは、「正しい錦の飾り方」や「恋愛マスター・恋のてほドキ」を出したこれまた脳内の出版社。

返信

先日、卒業以来会っていない後輩から手紙を貰った。歳を重ね幸せな時間を過ごしているようで読んでいるこっちも嬉しくなった。ころころしていて子どもみたいだった後輩が、いつの間にか大人になっていた。晩ごはんは魚の干物を焼いて食べました。

グリーン家殺人事件

グリーン家殺人事件 (創元推理文庫 103-3)グリーン家殺人事件 (創元推理文庫 103-3)
(1959/06)
ヴァン・ダイン

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ヴァン=ダイン「グリーン家殺人事件」(創元推理文庫)を初めて読んでいます。
ミステリ好きの人が見たら、「今?!」と驚くかもしれません。というのも、発表は1928年。80年以上前の作品ということもさる事ながら、古典的名作の傑作としてあらゆるところで名前が挙がる作品だからです。例えるなら、本格が好きなのに高木彬光を読んでいない、新本格好きなのに中西智明を読んでいない、海外ミステリ好きなのに・・・いや、例えを同じジャンルでしても仕方がない。パリーグは見るけどセリーグは見ない、タモリが好きなのにタモリ倶楽部は見ない、とんかつ定食を頼んでとんかつを残す、仏作って魂入れず、あ、全然違う。

とにもかくにも、ミステリ好きなら超有名な作品で、ドラゴンボール好きなのにヤムチャを知らないくらいです。ところで、同じくらい有名な同作者の「僧正殺人事件」は読みました。どの位有名かというと…(以下、例えを5行略)つまり亀仙人くらいだったので手に取りました。でも、昔の海外ミステリは描写と、隠喩が特に多く古代の詩歌の引用や英語的な言い回しなどがやたらと多いから、それ以来敬遠していました。

今回は、意を決して、清水の舞台では高すぎるので清水の木組み足場の下から数えて4段目くらいから飛び降りるつもりで手に取りましたが、読みやすい。比喩や引用もあるけれど苦になりません。今はまだ序盤ですが、読み終える頃には、ぼくの例えも上手くなっていると思います。

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