イクタケマコトのブログ

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35冊目くらい?

半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)
(2001/11)
岡本 綺堂

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東西ミステリベスト100 42位

トリックは、必然的に科学的ではなく心理的が多い。それが江戸の情緒、当時の考え方と丁度良く合わさって兎に角気持ちがいい。

驚いたのは、半七老人から当時の手柄話を聞く構成。明治はもちろん、江戸は完全な別世界だけど、おかげで物語に入りやすい。初めての時代小説がこれで良かった。




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秋ごろから、旧・新約聖書ばかり読んで、旧約のヨブ記まで読んだ。
仕事の息抜きに、ミステリ作家の似顔絵を書いていたら
すごくミステリが読みたくなってミステリを再開。
原寮「私が殺した少女」(東西ミステリ100 26位)。
まだ100ページくらいだけど、面白い。
やっぱ、ミステリはいい。
今年中のベスト100制覇は無理だけど、読めるところまで読もう。

何日目か

先に、ぼくは無宗教と書いておきます。

気づけば宗教画ぽい絵を描いてたので、宗教画の見方を説明した「西洋絵画の主題物語 聖書編」(美術出版社)を読んでみた。1つ1つのエピソードや聖人にもシンボルや法則みたいなのがあるそうだ。ぼくの絵だと、羊や鳩、馬、ラッパ、竜なども関係あるらしい。ほかにも色々な意味が細かく書かれていて、面白かった。

じゃあ、なんでそういうシンボルなのかなと思ったので、現代語訳の「新約聖書」(角川文庫)を読んでみた。シンボルの意味は完全には分からなかったけど、単純に話が面白かった。で、この本は抜けてる箇所が多々あるみたいなので「新約聖書」(日本聖書協会)を読んだ。で、今「創世記」(岩波文庫)へ。これが終わったら、旧約の色々も読もうと思う。


心を入れ替えて復帰。

30冊目

邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)
(1998/05)
鯨 統一郎

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今さらながら読了。
タイトル他、ブッダ、聖徳太子、本能寺の変、明治維新、キリストなど歴史の謎を独自の視点から解釈する歴史ミステリ短編集。トンデモ解釈ですが、これはこれで面白い。全く歴史を知らない人に「分かりやすい歴史の本だよ」と言えば納得すると思う。小説なので細かい突っ込みを入れるのではなく、そう来るのか!と楽しんだものの勝ちだと思う。なんというか、ロマン。

歴史ミステリっていうのかな、初めて読んで面白かったので、有名な高木彬光「成吉思汗の秘密」でも読もうかな。

諸星大二郎の本

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「コンプレックスシティ・諸星大二郎傑作集」(双葉社)を購入。
1980年初版 1981年15版

収録リスト ( )は、他で収録されている本

コンプレックス・シティ      (天崩れ落つる日)
鯖イバル             (マッドメン 2 大いなる復活)
アリゲーター           (ナンセンスギャグ漫画集 妙の巻)
ブラック・マジック・ウーマン  (壁男・文庫版)
真夜中の会合          (ナンセンスギャグ漫画集 妙の巻)
人をくった物語          (ナンセンスギャグ漫画集 妙の巻)
遠い国から            (遠い国から)
砂漠の真ん中に         (ナンセンスギャグ漫画集 妙の巻)
客船セント・ピーター号上の昼食会 (ナンセンスギャグ漫画集 妙の巻)
海の中              (彼方より 自選短編集)
ヨシコちゃんと首たち      (彼方より 自選短編集)
ふしぎなナプキン        (ナンセンスギャグ漫画集 妙の巻)
むかし死んだ男
ジュン子・恐喝


簡単に買える本は全部持っているので、見たかったのは最後の2本だけ。
それでも欲しかったし、読めて良かった。

それから、大好きな話「遠い国から」の
現在ではカットされているページが2ページあったのも嬉しかった。
ただ、そのページは明らかに他のページとはタッチが違い、
なくてもあらすじには関係もない。

雑誌掲載時にあったのか、
ここだけ書き加えられたのかは不明。

28冊目

夜のフロスト (創元推理文庫)夜のフロスト (創元推理文庫)
(2001/06/08)
R・D・ウィングフィールド

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フロスト三作目。
いつものように大小たくさん事件が起こって、フロストはエログロのギャグを言って、部下は振り回され、署長は面倒で、最終的に全てを解決します。分かってるんだけど、本当に面白い。事件が幾つも平行して、登場人物も盛りだくさんだけど、どちらも混乱する事がない構成は本当にすごい。残りも読みます。

★★★★☆

ミステリベスト100の活用

週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100 2013年 1/4号 [雑誌]週刊文春臨時増刊 東西ミステリー ベスト100 2013年 1/4号 [雑誌]
(2012/11/21)
不明

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昨年「東西ミステリー ベスト100」が出版され、とても役に立っている。
今年に入ってベスト100作品を中心に読んでいる。ハズレのない読書は気持ちがいい。
(今のところ、海外も合わせて残り半分くらい)

それともう1つ。ジャーロに書いている「ミステリドリル」に大助かりしている。
このドリルは、ミステリを基にした学校のドリルパロディで、作品を知らなくても楽しめるようには心掛けている。ただ、言うまでもなく作品を知っていたらもっと楽しい。この本は、その作品選びの指標になる。とりあえず、ここに載っている作品は、ファンなら読んでおくべきものだと思うし、読んでいなくとも題名は分かるはず。特に、新本格以降の“古典作品”がぼくは分からなかったのでとても助かる。

そんなドリルが載る予定の「ジャーロ」は、6月15日発売予定です♪

27冊目

フロスト日和 (創元推理文庫)フロスト日和 (創元推理文庫)
(1997/10)
R・D・ウィングフィールド

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読む。
相変わらずの大風呂敷。
それをスルスルと回収していく様は気持ちがいい。

ああ、ついでに書いておくけど、
書く事がない日はこうして読んだ本を書いてます。

ミステリベスト100 65位
★★★★☆


26冊目

ユダの窓 (ハヤカワ・ミステリ文庫 6-5)

読む。
面白かったー。密室の法廷もの。
1つのアイディアで、ここまで書けるのか。
さすがは名作。

★★★★☆

25冊目

少々生臭いお話 (ビームコミックス)少々生臭いお話 (ビームコミックス)
(2011/10/24)
鮪オーケストラ

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先日、ひょんな事からお話をさせて貰い、よくよく聞けば諸星大二郎ファン! 失礼ながらマンガを読んだ事がなく、聞いてみると雰囲気も諸星大二郎に近いのだとか。早速購入、即読む。こいつはスゲェ! ゲロ以下の匂いがプンプンするぜェ(褒め言葉)。

確かに諸星大二郎の初期SFに近いナンセンスさ。+リリカルバイオレンスメルヘンかつエロス。全く無意味な事柄を全く無意味に描き全く無意味のまま、それでいて理性的に展開していきます。こういうものが読めるとは。昨日は興奮して、しばらく眠れませんでした。

表紙を見てイケルと思った人は、買うべきです。

24冊目

凶鳥の如き忌むもの (講談社ノベルス)凶鳥の如き忌むもの (講談社ノベルス)
(2006/09/06)
三津田 信三

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読了。
ざっくり言うと、前半民俗学、後半謎解き。
民俗学と本格が好きなぼくでも、ちと辛かった。民俗学の話は民俗学の話。民俗学的な驚きや発見で終わっている。当然、多少の伏線はあるけれど。京極堂の膨大な話が飽きないのは、それだけに終わらずに様々な展開に繋がっているからなのだと思う。謎解きも長く、唐突な印象。「生首~」が鮮やかだったので、期待しすぎたのかも知れない。でも、他のも読むし、もう読んでます。

★★☆☆☆


新宿鮫Ⅱ 毒猿
めっちゃアクション。人物も話の流れも良かった。
でも、ぼくは謎解き好きなので合わなかった。

22冊目

首無の如き祟るもの (講談社文庫)首無の如き祟るもの (講談社文庫)
(2010/05/14)
三津田 信三

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読了。
謎解きメインのド本格です。
密室殺人に始まって、首無の祟りや因習に縛られた旧家、血縁の争い。まるで横溝正史の小説ような感じで、実際、至るところにぽいものが出てきます。ぼくも一番好きな作家は正史なので、それだけで嬉しいです。勿論、構成やトリックも本格そのもので、綺麗などんでん返しも見事に決まってます。で、好きすぎるので敢えて読者様が書かせて貰うと、横溝正史の文章の読みやすさです。この作品が読みにくいわけではなく、むしろ読みやすかったのです。が、作者が横溝正史を意識しているので、どうしても比べてしまいます。すみません。単に正史がすごすぎるだけなんだと思います。

★★★★☆

このシリーズ、全部読む予定。

21冊目

虚栄の肖像 (文春文庫)虚栄の肖像 (文春文庫)
(2010/09/03)
北森 鴻

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「深淵のガランス」に続く絵画修復士が主人公のミステリ中篇3篇。
作家の急逝で、このシリーズはこれで終わり。
大雑把に言えば、更に大人にしたギャラリーフェイクの小説版。美術をかじっていなくても充分面白いし、かじっていればなお面白い。

にしても、1人の作家で、ぼくの大好きな美術or民俗学とぼくの大好きなミステリの融合だなんて。
つくづく惜しい人を亡くしたものだ。

20冊目

毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫)毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫)
(2009/11/10)
アントニイ・バークリー

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読了。
1つの事件をたくさんで考えます。
「僧正殺人事件」や「アクロイド殺し」などと同じく、現代のミステリの基礎を作った作品の1つ。
読んだ事ない人のために、内容は書きません。よく書くけど、こういう何かの基本となった作品たち、言い換えると斬新な理論と実践が結びついた作品はやっぱりすごい。モネの印象日の出が素晴らしいのと同義だと思います。多少の古臭さや強引さは感じるかもしれないけれど、そんなものを吹き飛ばします。

★★★★☆

ミステリベスト100 20位

ミステリ展へ

画像 3066

 鎌倉文学館「ミステリーと翻訳家」を見に行きました。黒岩涙香、横溝正史、高木彬光、鮎川哲也、澁澤龍彦らの原稿はあるにはあったけど、1,2枚程度でしょんぼり。でも、建物自体がかっこよくて、春の陽気の中テラスから見える江ノ島はきれいだし、まあいいか。ふと見ると、黒髪の綺麗な20歳くらいの女性が海を眺めてた。こんなところにまあ珍しい。鎌倉の館に黒髪の美少女、それこそミステリーの舞台のよう。フラグです。

 さくっと見終わってベンチに座ってたら「イクタケ先生ですか」と声をかけられた。見たらさっきの女性。マジか。この場合のフラグは、フラグは立ったけどスルーされるというフラグだろ。普通。小説で「小説みたいだな」っていうのとは違う。だってリアルだし。こんな分かりやすいフラグは、成立しないものじゃないの?

 それよりも、これはまずい。ダメ。ダメな理由① 誰か分からない。ぼくを先生と呼ぶ人は4種類。1つは元同僚。先生同士は、中でも外でも~先生って呼びあいます。1つは編集の人。さん付けが多いけれど、時々先生で呼ばれます。教師じゃなかったらその呼び方はちょっとと言ってると思うけど。今はいい。1つは俺の悪友がお願いをする時。理由省略。1つは、教え子。同僚でも編集でもこんな若い人知らないし。ヤッパリ教え子なのか。ここまで1秒。

 続けて「××です」知らん。マジでごめん。分かりません。この口調、ガチで教え子じゃん。ダメな理由② 教え子を「黒髪の美少女」などと形容してしまったこと。これはイケマセン。イケナイことなのです。ここまで0.5秒。
 
 「覚えてらっしゃいますか?」いや、本当にすみません。覚えていません。誰だ。学校名を言ってくれ。お願いします。ダメな理由③ そろそろ沈黙が辛い。

 「あ、先生の学年とは違うんです。1つ上の学年で…」だよねー。分からないよ。いや、これは、俺だけじゃないよ。受け持った子は覚えてるけど、違うクラスでさえ分からんのに、1個上なんて絶対解かるわけがない。ね。ダメな理由は全てなくなりました。ありがとう。
 
「弟が隣のクラスにいました」弟・・・××・・あ、あーあのアイツだ。ぼや~っと、そのお姉さんですか。これはダメなのか。ナンなんだ。わけがわからんぞ。ダメな理由②に抵触してるのか。好きになった相手がいとこだったみたいなのか。あ、別に好きとかじゃないけど。ここまで2秒。

「あ、あの××の・・・! ん、ミステリーとか好きなの?」
俺天才。天才① ミステリの話が出来るのは幸せな事です。もうね、相手の名前とか所属とかどうでもいいんです。趣味の話相手って老若男女誰でも構わないでしょ。天才② 先生と教え子という関係性からの脱却。教え子だから乱歩が好きとかない。ミステリ好きという新しい関係性が構築できるもんね。0.1秒(天才ゆえ)。

 で、ミステリの話をするわけです。ベスト100も読んでるし、鞄にはバークリー「毒入りチョコレート事件」が入ってるし。洋風の館でミステリを語り合うイラストレーターのおっさんと黒髪の綺麗な女性。まさにミステリの舞台じゃないですか。フラグがビンビン。その名も「鎌倉文学館殺人事件」。古都鎌倉を舞台にした2時間ドラマに丁度いいやつです。由比ガ浜で起こって、鶴岡八幡宮、建長寺、長谷寺、江ノ島を巡って、最後に文学館のテラスで告白です。「私がやりました…」そっと肩に手を置く俺。崩れ去る黒髪の女性。「でも、どうして?」「横溝まさふみって言われたら、ミステリファンとは思えませんよ」 そして、エンディングテーマが流れる。

とか考えながら帰りました。

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